2024-05-08

踊ろう!人生において、もっとダンスをするべき理由

お気に入りの曲で踊ったり、心臓がドキドキするくらい体を動かしたりなど、ダンスをすることは楽しいですよね。最近では日本でもダンスの人気が高まっており、授業で導入されるようにもなりました。

そこでこの記事では、人生においてもっとダンスをするべき理由を紹介します。

1. 心肺機能の向上

心拍数を上げるダンスの健康効果は、米国保健社会福祉省の成人向け身体活動ガイドライン(Trusted Source)で説明されています。

このガイドラインでは、健康上のメリットを得るために、成人は1週間に150分から300分以上の中強度の運動、または週に75分から150分の強度の有酸素運動を行うべきだとしています。

プロの社交ダンサーであり、公認パーソナルトレーナーでもあるLeon Turetsky氏は、どのスタイルのダンスでも、さまざまな動きをすることで心拍数が上がるため、有酸素運動に適していると述べています。

2. バランス感覚と体力の向上

ダンスをコンセプトにしたフィットネスショップ「AKT」の教育担当ディレクターであるプロダンサーのジョナサン・タイリキー氏は、ダンスが優れたフィジカルフィットネスである理由の1つとして、あらゆる平面と方向からの動きを取り入れていることを挙げています。

「歩く、階段を上る、トレッドミルやサイクリングなどの一般的な運動は矢状面で行われますが、ダンスは横方向や回転方向を含むすべての面から体を動かすので、すべての筋肉のスイッチが入り、コンディションが整い、筋肉が残らないのです」。

ダンスのこのような動きによって、筋力を高めるだけでなく、バランスを向上させます。

3. 体にやさしい

社交ダンスをはじめとする多くのダンスは、体が不自由な人や慢性的な健康状態にある人に適しています。そのため、年配の人でも楽しみやすいといえます。

クラスの強度に不安がある場合は、クラスを始める前に主治医やインストラクターに相談しましょう。必要に応じて修正を加えてくれるでしょう。

4. 認知機能の向上

多くの研究によると、ダンスは年齢を重ねても思考能力を維持し、さらに高めることができると証明しています。

しかし、これはどのようにして起こるのでしょうか?信頼できる情報源によると、科学者たちは、記憶を司る脳の領域や、計画や組織化などのスキルが、ダンスのような運動によって向上することを発見したそうです。

さらに、他のエクササイズとは異なり、ダンスにはリズムと音楽によってバランスを向上させるという利点もあります。

5. 脳の活性化

タップダンスをやったことがある人なら、ダンスが脳に刺激を与えるということがよくわかるでしょう。

Tylicki氏は、ダンスに必要な脳力は、常に変化する動きと、動きやパターンを思い出すことの両方に集中する必要があると指摘しています。

これは年齢に関係なく、頭の体操になります。

6. 包容力がある

ダンスの最大の魅力は、誰でも参加できることです。上半身だけでも動くことができれば、ダンスをすることができます。

この平等性が、他の運動を敬遠する人にもダンスが人気な理由です。

7. 社会的な活動になる

誰も見ていないところで踊りたいと思うかもしれませんが、他の人と一緒に踊ることには意味があります。

社交ダンスやベリーダンスのクラスに参加したり、友人と一緒に踊ったり、子供や孫と一緒に体を動かしたりと、他の人と一緒にダンスをすることは、社会的にも精神的にも良い影響を与えます。

8. 気分を高めてくれる

「動きやダンスは非常に表現力が豊かなので、自分を解放することができます」とTylicki氏は言います。この「放心状態」が、ストレスを軽減し、不安やうつの症状を軽減し、自尊心を高めることで、精神的・感情的な健康の向上に役立つのです。